11月に入り急激に寒くなり冬の装いを見せてきました。ここ数年は秋が無いまま夏→冬に突入するという感覚が当たり前になってきました。
さて、今回は今まで開発ブログで紹介させて頂いた「機能面の向上を図ったパーツ」とは一線を画す『ドレスアップパーツ』をご紹介します。
2010年にリリースさせて頂いてから10年以上経った今もご好評を頂いております「CB1300SF/CB1100/X4共通ビレットクラッチカバー」シリーズですが、この度デザイン、切削方法を一新した『TYPE-Ⅱ』をリリースさせて頂きました。


【クラッチカバーTYPE-Ⅱセット】
クラッチカバーTYPE-Ⅱセット:定価¥96,800(税込)
上記のクラッチカバーの本体セットにオプションパーツ(別売)の【スケルトンカバーTYPE-Ⅱ】を装着するとなんと!クラッチが見えます!クラッチがクルクル回るところは普段では見ることのないことも相まって確実にSNS映えします。間違いないです(笑)
スケルトンカバーTYPE-Ⅱ(ケミカルポリッシュ):定価¥27,500(税込) :左写真
スケルトンカバーTYPE-Ⅱ(ケミカルブラック):定価¥30,800(税込) :右写真
※スケルトンカバーを装着するには必ずクラッチカバー本体セットが必要です
走行中に、オイルがレンズにかかり停車してすぐは中のクラッチが見えにくいこともありますが、時間が経つにつれてオイルがレンズをつたって下に垂れていくと、徐々にクラッチがはっきりと見えるようになる様は、何とも言えない不思議な光景です。オイルの種類、オートバイのコンディション、気温等で状態も変化しますので毎日違う光景を楽しめます。
また、今まで以上に切削の歯をじっくり時間をかけて走らせることで、従来の商品に比べて表面や加工部の削り跡が綺麗な仕上がりになっています。

クラッチカバーについての質問で「アルミのフタではなくスケルトンカバーを最初から含んだ基本セットはラインナップに無いのですか?」というご質問を多く頂きます。確かに、アルミのフタを無くしスケルトンカバーを最初から含んだセットをラインナップすれば、現在の「基本セット+スケルトンカバー(オプションパーツ)」のご購入時に比べてご負担は軽くなると思います。
ラインナップしない理由としては、スケルトンカバーのレンズ部が製品の特性上、高温や激しい振動に対する耐性がアルミ材と比較して低いことがあります。
特にサーキット走行や、シャーシダイナモを使用したパワーチェック時などは、通常走行時よりも油温が上がり、車体の振動も激しくなるため、どうしても強度のある「アルミ製」のセンターカバーが必要になります。
さらに、スケルトンカバーのレンズは割れにくい特殊な素材を使用していますが、車両装着時に、風雨や油温など常に過酷な状態にさらされるため、経年劣化や外的な要因により破損してしまう場合が考えられます。
その際に「フタ」として標準のセンターカバーが必要となります。
従来のクラッチカバーと今回のTYPE-Ⅱのデザインのお好みは、お客様のカスタムの方向性等にもよって分かれると思いますので、じっくりご検討頂ければと思います。
何回も言いますが確実にSNS映えします。
自慢の愛車が目立ちます。
安価では無いですがその分満足して頂けると思います。
なお、従来のクラッチカバー/スケルトンカバーも「TYPE-Ⅰ」として継続販売となります。
では、次回の開発ブログもお楽しみください。